【提案書】
経営現状と今後の対応に関するご提案
提出日:2025年7月23日
提出者:備後 健一
1. 現在の経営状況の整理
| 項目 | 金額(概算) |
|---|---|
| 経常利益 | 550万円 |
| 消費税 | 350万円(※インボイス未対応時)※対応済なら270万円前後 |
| 純利益 | 200万円 |
| 法人税 | 70万円 |
| 借入返済額 | 500万円 |
▶︎ 手元資金:
▲370万円(マイナス)
※経常利益は出ているが、支出過多により実質的には黒字倒産状態
2. 税務・給与における来年度の見通し
2026年度よりインボイス制度に加入
給与支給は税込価格にて支払い
結果として消費税・法人税の負担はやや軽減
しかし根本的な資金不足の構造は変わらず、再び黒字倒産リスクあり
3. 売却に関する検討
<売却先候補>
タイキさん
<売却のメリット>
- 消費税免除(4年間)
- 経営体制を一新できる
<売却にかかる想定コスト>
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| 店舗・資産・人材一式売却価格 | 1,500万円 |
| 店舗保証金 | 700万円 |
| 合計必要資金 | 2,200万円 |
※現状の借入・返済状況を踏まえると、桜木町単体では負担を賄えず、資金調達の壁が高い。
4. 来期の給与体制(予定)
| 氏名 | 月額支給額 |
|---|---|
| 武田さん | 25万円 |
| 武田さんの母 | 8万円 |
| 備後 | 50万円 |
| 備後の妻 | 8万円 |
| 備後の母 | 8万円 |
備後の給与のうち10万円を名古屋口座へ積立
名古屋事業の借入対策として活用予定
5. 結論とご提案
現在の状況は、黒字であっても資金繰り上は倒産リスクが非常に高い状態。
抜本的な打開策として、以下の選択肢を検討すべきです:
- 売却による経営体制の刷新(タイキさん案)
- もしくは、資金繰り改善・返済再構成による継続路線
いずれにせよ、早期の意思決定が必要です。
ご意見をいただき、方向性を一緒に整理させてください。
